"世界一残酷で、世界一ピュアな夫婦の物語"。映画『ひかりをあててしぼる』
2006年に東京で実際に起きた新宿・渋谷エリートバラバラ殺人事件をモチーフとした映画『ひかりをあててしぼる』。
監督を務めたのは、2011年舞台『ひかりをあててしぼる』演出を務め、映画『こぼれる月』でも話題となった坂牧良太である。幸せな結婚生活をスタートさせたとある夫婦、浩平と恵美。何の問題もなくはじまった夫婦生活だったが、妻・恵美は虚栄心が強く、そんな妻に対し、夫・浩平は初めは我慢していたものの、やがて爆発して暴力を振るってしまう。”世界一残酷で世界一ピュアな物語”の通り、この夫婦が少しずつ音を立てて崩れ落ちていく様子を描いている。
夫・浩平役を「リリィ・シュシュのすべて」の忍成修吾、妻・智美役を「渇き。」の派谷恵美がそれぞれ演じる。
渋谷ユーロスペースにて、2016年11月下旬公開。あの有名な事件にいたるまでのストーリー、ぜひ劇場に足を運んでみてほしい。