なかなか福島へ行けないあなたへ... ドキュメンタリー映画『大地を受け継ぐ』
『大地を受け継ぐ』は、東京電力福島第一原発の事故の影響で一家の大黒柱が自殺に追い込まれてしまった福島県のとある農家の言葉を記録したドキュメンタリー映画です。
原発事故で辛い状況に陥ってしまった方々の声に耳を傾けるくらいのことはしてあげたいなと思っているけれど、なかなか福島へ行く機会も作れないし、一般人の自分がジャーナリストでもないのに「声に耳を傾ける」だなんておこがましいなどと思っているかもしれません。そんなあなたにピッタリなのが『大地を受け継ぐ』なのです。
映画は東京から11人の若者が福島県須賀川市の農家/樽川和也さんを訪ねるところからはじまります。
そして上映時間86分のほぼすべてが、樽川さんのお話に費やされています。だから…まるで、観客側も一緒に樽川さんのお宅にお邪魔してお話を聞いているような錯覚を覚えます。お父さまが自ら命を絶った日のコト…その後、遺族の気持ちを逆なでする東電の対応について…時に言葉を詰まらせながら、時に怒りをあらわにして語る姿…その言葉にみなさんは何を感じるでしょうか?
【 ↓ 予告編 ↓ 】
■『大地を受け継ぐ』情報
*2月20日(土)ポレポレ東中野で上映スタート! 以降、順次全国ロードショー
監督:井上淳一
出演:樽川和也 樽川美津代 ほか
エンディング曲:フラワーカンパニーズ「日々のあぶく」(Sony Music Associated Records)
配給:太秦
公式サイト:https://daichiwo.wordpress.com
(C)「大地を受け継ぐ」製作運動体